【四柱推命】占いの結果が悪かった！３つの対処法

皆さんは占いの結果って・・・当然気にしますよね。たまたまテレビで見た今日の星座占いですら気になると思います。まして悪い鑑定結果だとしたら、とらわれて当然だと思います。

口当たりの良い事しか言わない占い師、やたら物騒な事を言ってくる占い師など、いろいろいるので注意が必要です。

占いで出た悪い結果をどういうふうに受け止めれば最良なのか。占いの現場から説明します。

必然と偶然を切り分けて考える

占いの結果を、それが偶然なのか必然なのか、冷静に考えて下さい。

「宝クジに当たって大金を手にします」や、「3カ月以内に交通事故に遭います」みたいな占いは完全にスルーしてもらって大丈夫です。

宝くじ、事故、これらは必然で起こるのではなく完全な偶然です。

「偶然」を占うことは絶対に出来ません。少なくとも四柱推命では。  

「今年、肺の病気に注意して下さい」や、「口が禍いしてトラブルが生じます」みたいな占いは留意して下さい。 あなたの命式から導かれた「必然の」占い結果だからです。

肝心なのは命式や大運に起因しているのかどうか、という点ですね。

ただ、大運に起因したとしても占えるのはせいぜい１年程のスパンでしょう。

「今年、肺の病気に注意して下さい」は分かりますが、「３日後、肺の病気にります」などは完全なオミクジウラナイです。 神社のオミクジですら１年のスパンですからね。 短期的スパンで占われた時は「占い注意報」です。よくよく冷静に考えてスルーしてください。

お金が絡むのか？

さて。 「今年、肺の病気に注意して下さい」などと神妙にお告げをしてくれるのは良いのですが・・・。

神妙な面持ちで「こちらの水晶があれば邪気を払う事が出来ます」などと切り出して来たら占い注意報です。

さらに「水晶は50万円です」などと、神妙に金額を提示してきたらアウトです。 その占い師は、お金が目的で人を不安にしているだけで、占いの信ぴょう性もへったくれもありません。

まあ、占いも商売ですから。

当たり前ですが占い師だって生活していかねばなりません。占いをするにあたってコストを色々考えます、それは。月々の生活の固定費、変動費。家賃や広告宣伝費とか・・・。それは当たり前のことなんです。

ただ、不安を煽って金を儲けるってのは悪徳占いビジネスの常套手段ですから。こういった占いの結果は全部スルーしていいと思います。

占ってもらう時は、占い師を神格化せず冷静に考えねばなりません。

人は概念で生きる

「鎖に繋がれたゾウ」という有名な話があります。

サーカスなんかでゾウを飼育するとき、ゾウの足を５ｍくらいの鎖で繋いでおくわけです。ゾウは半径５ｍくらいのところしか動けない。

そうやって飼育していくと、・・・鎖を取ってもゾウは逃げないで、永遠に半径5ｍくらいのところをウロウロするようになる・・・という話です。

じつは人間もまったく同じで、否定的な事を言われると、その言葉が概念となり、その人の限界となってしまいます。

思考で生きている人間は動物以上に、この「言葉の概念」が強固です。

「あなたは一生結婚できません」と言われれば、「私は一生結婚出来ない」という概念で生きていくようになります。そして知らず知らず結婚出来ないような行動を取ってしまうんです。

いわゆる「思い込み」なんですが、この思い込みというものは馬鹿にできません。人間は思い込みの生き物といっても過言ではないのですから。

モテる人の最大の特徴は「私はモテる」と思い込んでいる事です。

健康な人は、意外と健康診断なんてやらなかったり。あれも「自分は健康だから」と思い込んでいるんでしょうね。

まあ、好ましい概念ならば良いのですが、ネガティブな概念をもってしまうと、一生涯振り回されますので要注意です。

その意味で占いなんかムヤミにしないほうがいいかしれません(笑)。

もしくは占いの前に「好ましい事だけ言ってください」と占い師に断っておくといいですね。

 

ともかく「人は概念に縛られる」という事を、占いの前によく認識しておくことです。

受け取るか、受け取らないか

・・・で、もしあなたが占いの結果を信じたくない時。

それがあなたにとって好ましくない結果ならば、・・・実は「受け取らなければ」いいのです。

これは究極的な話になってしまいますが、結局、その人が「占いの結果を受け取るか、受け取らないか」という、それだけの問題なんです。

例えば「九星気学」を使った方位学という概念があります。「今月の吉方位は東南で、東南に行くと運勢が開ける」とかいう、アレです。

アレはまさに「受け取るか、受け取らないか」の世界だと、個人的には考えています。もちろん私は九星気学を否定していませんし、九星気学が大好きで、結構あちこち旅行しているんですが(笑)。

でも「今月は東南に行くと運勢が開ける」かどうかは、その人自身が「信じているかどうか」につきます。

つまり「受け取るか、受け取らない」か。

受け取った人には、九星のチカラが生じますし、受け取らない人には吉方位や凶方位なんて存在しません。

そういうものなんです。少なくとも私はそう思います。

まとめ